夢を見ている時に感じる刺激は夢を変える?

夢を見ている時に感じる刺激は夢を変える?

 

脳は痛覚に敏感です。

 

 

痛みを感じればすぐに体が感じ、回避するように

 

反応をします。

 

 

しかし睡眠時は痛みに対して脳の知覚は鈍感になります。

 

徐々に痛みを強くしていき、ある時点で起きます。

 

痛みに対する反応で睡眠の深さを測ることもできるのです。

 

 

 

 

 

悪夢はねつ造できるのか?

 

 

夢を見ている時、つまりレム睡眠中に痛みを与えると

 

痛みに関する夢を見るのでしょうか?

 

 

実験で、痛みの夢を見たことがある人に、レム睡眠中に

 

痛みを与えて痛みの夢を見るのか検証してみたところ、

 

31%の人の夢が痛みに関するものでした。

 

 

脳が痛みを刺激として受け取り、大脳新皮質が働いて

 

刺激に関係した夢を見たと考えられます。

 

 

一方で痛みに関連する夢を見なかった、残りの被験者がいます。

 

レム睡眠中では痛みが脳内で刺激として受け止められなかったり、

 

無関心になっていることがあります。

 

 

つまり、みんながみんな痛みを受け止め、関連した夢を見るわけでなく、

 

防御したり気にしない脳の人もいるということが分かりました。

 

 

ちなみに熱さや冷たさは、夢に取り込まれることが多いようです。

 

こたつの中で眠ってしまったら、熱さに関係する夢を見たり、

 

寝ている時に水がこぼれて体が濡れてしまったら、

 

水に関わる夢を見るのは頻繁にあるようです。

 

 

 

 

感覚をイメージ出来れば夢の中で自由自在

 

歩いたり走ったりする夢、運動・スポーツをする夢はたくさんの

 

人が見たことがあるのではないでしょうか?

 

 

起きている時にスポーツをしたり、イメージトレーニングやシミュレーションを

 

多くする運動は、脳内に像を映すことは良くあると思います。

 

 

選手の動きを見ていたり、動きの像をイメージすると脳の活動が高まります。

 

このようなスポーツをしている人は、脳幹からの刺激で運動する夢を

 

多く見やすいと言われています。

 

 

 

先天的に手足がない人がいます。

 

この人達は手足を動かす刺激を受けたことがなく、

 

その感覚を想像したり、イメージしたりはできません。

 

 

しかし、中には目覚めているにも関わらず、手足のある

 

感覚を体験した人もいます。

 

また、夢の中では手足がちゃんとあって、歩いたり手を動かしたり

 

して、筋肉の刺激を夢の中で感じる人も多くいるようです。

 

 

この原因をミラーニューロンの影響ではないかという医師がいます。

 

ミラーニューロンは脳内で、他人の動きを真似したりイメージしたりできます。

 

 

自分が手足を動かすことができなくても、他人の動きを見て、

 

運動を頭の中で再現しているとの主張です。

 

 

また、先天的に運動の感覚があることが、この夢の原因だと

 

考えられています。

 

 

ほとんどの動物が生まれてからすぐに歩くことが出来るのは

 

「歩く」ことが遺伝子情報に組み込まれているので、

 

教えて貰わなくても歩けるのです。

 

 

人も赤ちゃんを拘束しても、他の子どもが歩くころに

 

開放すると歩くことができるようになるのです。

 

 

つまり手足がなかったとしても、誰しも生まれつき

 

歩く感覚があるから、夢で自由に動き回ることができるのです。